技術資料

仕様を決める人と購買の人に向けて書いています。
一本につき一つの問いだけに答え、根拠にした規格と、その規格がどこまでを対象にしているかを明記します。

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六つの決定が起きる順序と、それぞれがなぜその位置にあるのか。以下の記事は、この順序のどこかに置かれています。

  1. ねじの決め方:決定が起きる順序
    相手材、ねじ、頭部、駆動部、表面処理、書類。そして順序を崩すと微調整ではなく手直しになる理由。

ねじが専門ではない技術者へFor engineers new to fasteners

現場で実際に出てくる問いから始めて、規格の原文に当たって答えを出します。規格が答えていない場合は、答えていないと書きます。

歴史

九人が任命され、十人が署名した

八か月ぶんのフランクリン協会の議事録を、平らな山頂と六十度と二面幅の規則を決めた委員会報告まで追う。その冒頭は 1841 年のホイットワースと強く並行している。

表面処理

亜鉛が一度も溶けないめっきがある

ISO 17668 は一つの工程に七つの国別呼称を並べる。亜鉛の粉、ゆっくり回るドラム、419 度を超えない温度。皮膜は全体が鉄と亜鉛の合金。

歴史

議会が与えたのは六か月だった

1918 年の法律には六か月の終了条項があった。1921 年の報告書には、数値の無いレンチばめ等級、市販タップに合わせた公差、そして何も合意しなかった派遣団が載っている。

締付と組立

六角レンチは穴の角に決して届かない

穴は呼びより大きく、レンチは呼び以下。遊びは作り込まれている。二つの対角欄を並べると、どのサイズでも穴のほうが広い。

歴史

六十度は測りやすかった

1864 年の原論文から読む。英国式ねじ山への三つの反対はどれも性能の話ではなく、六十度の理由は五十五度より得やすいことだった。

入門

ボルトの端には二文字の名前がある

ISO 4753 は十三の端部形式と記号を定める。十一は呼び長さの中、二つは外に足される。パイロット点付きの M8 は注文より四ミリ長い。

入門

規格は片方の割れを認めている

焼割れは深さ・長さ・位置を問わず不可、鍛造割れは呼び径一つ分まで可。ISO 6157-1 は由来で分類するので、定規では答えが出ない。

入門

強度区分は半分が温度である

ISO 898-1 は 8.8 と 9.8 を最低焼戻し温度 425 °C と芯部およそ 90 % のマルテンサイトで定義し、のちの熱サイクルのあとの戻り道を示していない。

入門

下穴の規則は樹種を名指しする

針葉樹は谷径のおよそ 70 %、広葉樹は 90 %。そして手引きの番手表が与えるのは軸径である。一つの文から二つの誤りが出て、逆を向く。

入門

ゲージ番号は重さである

米国の標準ゲージは関税の法律。厚さの欄には approximate が付き、重さの欄には付かず、表全体を 1893 年の一つの密度が貫いている。

入門

ブラインドリベットにも強度区分がある

ISO 15977 は二つの区分、定格せん断・引張荷重、上限として与えられるマンドレル破断荷重、そして 0,1 mm の取付け穴公差を定める。呼び方の最後の欄がその区分である。

入門シリーズ

あの 18.75 は、225 を 12 で割ったものである

妙な小数のついた仕様は、たいてい別の単位での丸い数字である。そしてここでは、小数部分がちょうど、適合したレンチに許された偏差にあたる。

技術者向け入門

同じカバーの上に、二種類の駆動部が並んでいる理由

ISO 14579 は呼び径ごとにソケット番号を一つだけ与える。同じ系列でリセスの大きさは自由な変数ではなく、系列をまたぐと何も縛られない。それが駆動部に情報を載せられる理由になっている。

入門シリーズ

「振動試験に通った」が言っていないこと

ISO 16130 は適用範囲のなかで、実働荷重下の緩み止め性能について絶対的な言明はできないと書いている。試験条件は緩み止めのない継手を先に壊して決める。

入門シリーズ

平行ピンの規格に、穴は書かれていない

ISO 8734 と ISO 2338 はピンを m6 に決めたうえで、穴には一言も触れない。hole、bore、fit、reamer はいずれも 0 回。隣のスプリングピン規格は H12 と明記している。

入門

溝付きナットは、穴が許す場所にしか止まりません

狙うべきトルク値はなく、あるのはトルクと「穴が合わないときどうするか」の規則です。ISO 1234 の割ピンはピンではなく穴の名前で呼ばれ、延性は一度の曲げしか検証されていません。

入門

止めねじの規格は、軸について一度も触れません

ISO 898-5 が与えるのは硬さ区分で、六角穴付き止めねじは 45H しかありません。強度試験は 50 HRC 以上のブロックで測る保証トルクだけ。先端は別の四規格で、そこに機能の全部があります。

入門

下穴の表は一つの数値ではなく公差の帯です

ISO 2306 が表にしているのは各等級の谷の径の限界で、ドリル径は最後です。序文は帯の中で穴が大きいほど加工が経済的でタップも折れにくいと述べ、よく引かれるねじ山率には 83% の天井があります。

入門

トルクレンチの規格に保管の規定はありません

ISO 6789 で「保管」が出てくるのは一度だけ、校正間隔を選ぶ要因としてです。規格が定めているのは 12 か月または 5,000 サイクル、いずれか早いほう。起算は初回使用時から。

入門

溶接ナットに強度区分はありません

ISO 898-2 は適用範囲で溶接性を規定しないと述べ、2022 年に強度区分 9 を削除しました。ISO 21670 が代わりに与えるのは保証荷重、炭素当量の上限、製造業者のマーク。しかも試験の前に溶接突起を落とします。

入門

スタッドの利点とされているものは、たいていタップ穴の利点

ASME PCC-1 は継手を「一体の頭があるか」と「反対側がナットかタップ穴か」で分けています。二つの問い、四つの継手。JIS B 1173 の 1 種・2 種・3 種、IS 1862、DIN の系列は、植込み側の長さについて互いに違うことを言っています。

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日本語版は 2026 年 8 月に始めたところです。同じ方針で書いた記事が、英語と中国語にはもっとあります。

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