ドリルねじ

ドリルねじは先端がドリルになっています。穴あけ、ねじ立て、締付けの三つを一度で終えるので下穴の工程が要りません。金属板の固定と軽量鉄骨の施工で使われます。

仕様の選択肢

選択できる仕様です。実際の対応範囲はお問い合わせへの回答が優先します。
量産範囲M1.0 – M5.0
最大サイズM16
頭部形状六角ワッシャーヘッド・なべ・皿・丸皿・ラッパ
駆動部六角・十字穴(フィリップス)・ヘクサロビュラ
適用規格DIN 7504 · ISO 15480 · ISO 15481 · ISO 15482 · JIS B 1125
材質材質の節を見る
表面処理表面処理の節を見る
最小ロット10,000 本から、製品により異なります

頭部形状

六角ワッシャーヘッドの側面線図
六角ワッシャーヘッド
なべの側面線図
なべ
皿の側面線図
丸皿の側面線図
丸皿
ラッパの側面線図
ラッパ

駆動部

六角の側面線図
六角
十字穴(フィリップス)の側面線図
十字穴(フィリップス)
ヘクサロビュラの側面線図
ヘクサロビュラ

どれをいつ選ぶか →

ドリル部の選び方

  • #1 – #5ドリル能力による区分

    数字が大きいほどドリル部が長く、貫通できる板厚が増えます。選ぶときに見るのは合計の板厚であって、ねじの長さではありません。

よくある失敗

いずれもロット単位の廃棄や現場での手直しにつながるものです。理屈の上での注意点ではありません。

ドリル部が短い。 ドリル部は、ねじ山が相手に噛み始める前に板を貫通し終えていなければなりません。貫通前にねじ山が板に届くと、ねじはその場で空転し、発熱して先端が焼けます。ドリルねじで最も典型的な壊れ方です。

回転数が高すぎる。 ドリル部は削って進みます。回転が速すぎると先端が焼き戻され、硬さが落ちて掘れなくなります。板厚ごとに推奨回転数が違います。

ステンレスのドリルねじの中身。 一般的なステンレスでは鋼板を掘れません。市販の「ステンレス製ドリルねじ」の多くは SUS410 を硬化させたものか、バイメタル(ステンレスの本体に炭素鋼のドリル部)です。耐食性も価格も大きく違うので、購買の段階でどちらかを確認してください。

長さの測り方

規則は一つだけです。頭が相手材に沈む形状は全長を測り、表に残る形状は首下を測ります。

頭部形状三種の長さ基準の比較。皿は全長、丸皿は円すい部と丸みの境目まで、なべは首下
赤い線が基準です。頭が相手材に沈む形状は全長、表に残る形状は首下で測ります。
頭部形状別の長さの基準
頭部形状基準理由
全長頭が皿もみに沈んで面と同じ高さになるので、頭も長さに入る
丸皿頭部径までの全長円すい部は沈み、丸みは表に残る。両者の境目まで測る
なべ首下頭が丸ごと表に残る
ボタン首下同上
六角・六角ワッシャーヘッド首下同上
六角穴付き首下同上

くわしい説明 → 規格がこのサイズ帯のどこで止まるか(英語)→ 公差の積み上がりとねじ(英語)→

この種類を決める前に

どれも問いを一つだけ扱い、根拠にした規格と、その規格が有効な範囲を示しています。

M6 以下の部品でしたら、極小ねじのページに このサイズ帯でしか出てこない四つの制約をまとめています。

お問い合わせ

ドリルねじは仕様の組み合わせが多くあります。品目、サイズ、材質、表面処理、年間使用量、用途をお知らせいただければ、可否と納期をご返答します。図面か現物があるといちばん早く進みます。実物に対して見積もるほうが、仕様表を往復して推測するより手間が少なくて済みます。

量産範囲 M1.0 – M5.0、標準締結部品は M16 まで。最小ロットは 10,000 本から、製品により異なります。

sales@tigerfasteners.com

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