石こうボード用ねじ

このねじを特徴づけているのはラッパ頭です。頭の下側が円弧になっていて、締まりきったところで紙面を破らずに浅いくぼみに押し込みます。だからパテが平らに乗ります。

仕様の選択肢

選択できる仕様です。実際の対応範囲はお問い合わせへの回答が優先します。
量産範囲M1.0 – M5.0
最大サイズM16
頭部形状ラッパ
駆動部十字穴(フィリップス、主に #2)
適用規格DIN 18182 · ASTM C1002 · ASTM C954
材質材質の節を見る
表面処理表面処理の節を見る
最小ロット10,000 本から、製品により異なります

頭部形状

ラッパの側面線図
ラッパ

駆動部

十字穴(フィリップス、主に #2)の側面線図
十字穴(フィリップス、主に #2)

どれをいつ選ぶか →

ねじ部の選び方

  • 並目coarse

    木下地に留めるときに使います。ピッチが大きく、木の繊維をつかみます。

  • 細目fine

    軽量鉄骨の下地に留めるときに使います。ピッチが小さいので、薄い鋼板を切るときにねじ山が潰れません。

  • ハイローhi-lo

    高いねじ山と低いねじ山が交互に並び、締付けトルクを下げます。厚めの下地や硬い下地に使います。

よくある失敗

いずれもロット単位の廃棄や現場での手直しにつながるものです。理屈の上での注意点ではありません。

並目と細目の取り違え。 現場でいちばん多い失敗です。並目を軽量鉄骨に打つと効かず締まりません。細目を木下地に打つと保持力が足りません。

打ち込みすぎて紙面を破る。 紙面が破れた時点でそのねじの保持力はなくなり、パテでも隠れません。深さを止めるディンプラービットを使ってください。

構造の受け部に使う。 石こうボード用ねじはもろいものです。ねじ込むための硬さを出す熱処理をしてあり、せん断も引張も弱くなっています。ボードを留めるためのねじであって、荷物を吊ったり構造をつないだりするものではありません。

長さの測り方

規則は一つだけです。頭が相手材に沈む形状は全長を測り、表に残る形状は首下を測ります。

頭部形状三種の長さ基準の比較。皿は全長、丸皿は円すい部と丸みの境目まで、なべは首下
赤い線が基準です。頭が相手材に沈む形状は全長、表に残る形状は首下で測ります。
頭部形状別の長さの基準
頭部形状基準理由
全長頭が皿もみに沈んで面と同じ高さになるので、頭も長さに入る
丸皿頭部径までの全長円すい部は沈み、丸みは表に残る。両者の境目まで測る
なべ首下頭が丸ごと表に残る
ボタン首下同上
六角・六角ワッシャーヘッド首下同上
六角穴付き首下同上

くわしい説明 → 規格がこのサイズ帯のどこで止まるか(英語)→ 公差の積み上がりとねじ(英語)→

この種類を決める前に

どれも問いを一つだけ扱い、根拠にした規格と、その規格が有効な範囲を示しています。

M6 以下の部品でしたら、極小ねじのページに このサイズ帯でしか出てこない四つの制約をまとめています。

お問い合わせ

石こうボード用ねじは仕様の組み合わせが多くあります。品目、サイズ、材質、表面処理、年間使用量、用途をお知らせいただければ、可否と納期をご返答します。図面か現物があるといちばん早く進みます。実物に対して見積もるほうが、仕様表を往復して推測するより手間が少なくて済みます。

量産範囲 M1.0 – M5.0、標準締結部品は M16 まで。最小ロットは 10,000 本から、製品により異なります。

sales@tigerfasteners.com

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